パイグチのblog FL STUDIO sound sketch

FL STUDIOで参考になるサイトや、動画を紹介。

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https://soundcloud.com/paiguzzi

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2016年06月

FLでセーブしようとすると
save
save as
save new version
と、この三つから選ぶんですけど
上から
〇上書き保存
〇名前を付けて保存
〇今のファイル名に番号を付けて保存
ということになります

番号を付けて保存ってのをやると、
最初はファイル名の後に、2って書かれて保存されて、
また番号を付けて保存をすると今度は3になる。
どんどん増えてく。
どんなときにつかうんでしょうね。

おわり

スケールと言えばペンタトニックぐらいしか知らない私ですが、
偶然に興味深い動画を見つけたので紹介したい。

私は英語はわからないので、理解できてませんが、
C7のコードにCブルーススケールの組み合わせ。
Cブルーススケールとは
C E♭ F F# G A♭という音の並び

たとえばブルースの世界では
一つのコードで延々と演奏し続けることがあったような気がする。
あとファンクの世界でも、コード進行がなくて、
ただただ一つのコードで始めから終わりまでやることもあったような。
たとえばジェームスブラウンとか、プリンスとか。

そこで私はFLに自動演奏をさせる方法を思いついた。
このギターソロがそれです。


キャプチャ1














キャプチャ2




















おわり

前回はfruity reeverb2のツマミの解説しました。
今回は5つのプリセットを見て参考にしていきたいと思います。

それぞれのプリセット名です
cathedral 大聖堂
drum room ドラムルーム
large hall ラージホール
small studio スモールスタジオ
the venue ライブ会場?
すまんvenueってなんだ?ライブ会場か?コンサート会場か?

わかんないのはとりあえず置いといて、小さい順に並べてみたい。
drum room
small studio
large hall
cathedral
the venue
こんな感じじゃないのかな。最初の二つはあってるでしょ。
まあこの順番で見ていって最後にまた大きさを並べます。
じゃあまずdrum roomから
drum room











WET:77%
DEC:0.6sec
DEL:0ms
SIZE:34
DIFF:100
はい、ここまでが「空間」の演出です。
私はドラムルームがどういうものかわからないけど、
たぶん小さな部屋でしょ。
reeverb2は左側に絵が出るんでこんな感じがdrum roomと
憶えておきましょう。
つぎは「低音」の演出です。
L.CUT:100Hz
BASS:100%
CROS:320Hz
つぎは「高音」の演出。
H.CUT:3.5kHz
DAMP:3.6kHz

こうやってリバーブを「空間」「低音」「高音」とわけて見ていきます。
次はsmall studio
small studio









「空間」
WET:75%
DEC:0.5sec
DEL:0ms
SIZE:17
DIFF:100
ここにきて意外なことがわかったわ。
ドラムルームよりスモールスタジオの方が小さい。
「低音」
L.CUT:100Hz
BASS:90%
CROS:327Hz
「高音」
H.CUT:6.0kHz
DAMP:3.0kHZ

つぎはlarge hall
large hall









「空間」
WET:90%
DEC:2.2sec
DEL:50ms
SIZE:40
DIFF:100
「低音」
L.CUT:OFF
BASS:100%
CROS:500Hz
「高音」
H.CUT:11.2kHz
DAMP:5.0kHz

つぎはcathedral
cathedral









「空間」
WET:71%
DEC:4.5sec
DEL:70ms
ROOM:90
DIFF:100
「低音」
L.CUT:OFF
BASS:150
CROS:300Hz
「高音」
H.CUT:2.1kHz
DAMP:3.1kHz

最後にthe venue
the venue









「空間」
WET:79%
DEC:2.3sec
DEL:80ms
SIZE:60
DIFF:65
the venueはカテドラルより小さくラージホールより少し大きいくらいですね。
「低音」
L.CUT:400Hz
BASS:70%
CROS:330Hz
「高音」
H.CUT:6.0kHz
DAMP:3.7kHz

以上ですね。
結局プリセットの空間の大きさを並べると
small studio
drum room
large hall
the venue
cathedral
という順番になります。

おわり

今回はfruity reeverb2に向き合ってみる。

なお参考にしたのは
floatgarden fruity reeverb2の使い方
オンラインマニュアル

じゃあまずどこを見ていくかというと私の場合はここである
BlogPaint









DRY:入力された音がリバーブを通らずそのまんま出力される音量。
    つまり原音の音量。
    センドトラックの時は0%にする。
ER:アーリーリフレクション。最初の反射波の音量。
WET:リバーブで加工された音の音量。

ERの下のツマミはstereo separation
右に回せば回すほどモノラルになり、左右の広がりをなくす。
左に回せば回すほどステレオになり、左右の広がりが出てくる。
オンラインマニュアルではウェットとドライに効いていると書いているが、
私が試した限りでは、ERとWETには効くが、DRYは影響をうけてない。

ここまできてわかりにくいのがERの存在。
reeverb2



















上の画像はシンセでSAW波を出したもので、
左二つはDRY100%、ER0%、WET0%
右二つはDRY0%、ER100%、WET0%
この画像からわかること
〇DRYがなっている間、ERもなっいる。
〇ERはDRYを小さくした感じ
とはいえ、ERもパラメータの影響を受けてます。
いろいろいじってみた結果
BlogPaint









上の画像の赤で囲んだパラメータの影響をERは受けます。

とはいえ、ERはこれらのパラメータをきつめに設定しないとわかりにくいものです。
つまり「あまり重視しないでおこうぜ」と私は提案したい。
あとプリセットはどれもER100%に設定されているということを憶えておいて、
つぎにいきましょう。

BlogPaint









MID/SIDE:MIDモードとSIDEモードの切り替え。
       正直私にはよく理解できていない。
       入力信号が左右に広がってないと、SIDEモードではER,WETが生成されない。
       ということはつまり、
       SIDEモードは、原音のサイド側の音にリバーブをかけるということなのか。
       オンラインマニュアルの英文  
   process the mid or side components of the input signal.
   インプットシグナルのミッドもしくはサイドの構成成分を処理する
   the default is mid processing, summed mono(left+right)  
   デフォルトではミッド処理、モノの合計(左+右)
   the input must have stereo information before side processing
        will have any effect
       サイド処理をする前に入力信号はステレオ情報を持ってなくてはいけません
   processing in side mode can be useful when you are processing a
       complete mix, giving a sense of space and reverberation without
        washing out the details, as reverb tends to do in this situation.
   サイドモードはあなたが仕上げのミックスをするのに役立ちます。
   空気感をあたえ、細部を洗い流すことなく反響をあたえます。
   リバーブはこの場面で使われる傾向がある
   side reverbration processing affects the sound in the L/R stereo field
        while instruments panned close to center will remain unaffected.
   サイドの反響音の処理はL/Rステレオ領域の音に影響を与える
    楽器が中央に近づいていくと影響を受けなくなっていく。
   see fruity stereo shaper for more details on mid vs side signals.
       フルーティステレオシェイパーの項目を見て、ミッド対サイドの詳細を見よう

結局floatgardenが書いている「完成したミックスにかけるのならサイドモード」
以上のことはわかりませんでした。
あとサイド成分ないのにサイドモードを使っても意味がないということも憶えておこう。

H.CUT:高周波を取り除くためのカットオフ周波数を設定する
     とはいっても切れ味は悪いし、わかりずらい
L.CUT:低周波を取り除くためのカットオフ周波数を設定する
     とはいっても切れ味は悪い。
     
私は切れ味が悪いといってますが、低音や高音はのちに紹介する
BASS,CROS,DAMPも関わってきます。
H.CUTはDAMPと、
L.CUTはBASSとCROSと連動して調節しましょう。
あとセオリーとしてバスドラムやベースにリバーブはかけないというのがあるらしいです、
つまり低音とリバーブはあまりあわないということなので、
リバーブの低音には注意しましょう。
BlogPaint









DEL:プレディレイ。DRYとWETの間の時間を設定します
    DELという文字の左隣にTとかかれたボタンがあります。
    それを有効にすると曲のテンポに合わせやすくなります。
    小さい空間を想定した場合は小さくし、
    大きな空間を想定した場合は大きくするそうです。
    しかしながら、スラップバックエコー効果が発生するので、
    使い方に注意すべき。だそうです。(スラップバックエコーってなんだろう?)
SIZE:シュミレートする空間のサイズを設定する。
    ディケイタイム(DEC)と一緒に調節すべき。
    短いディケイタイムでは小さい空間を、
    長いディケイタイムでは大きな空間を想定する。
DIFF:ディフュージョン。仮想空間の壁にぶつかった音がどう跳ね返るかの密度の設定。
    小さくするとはっきりとまばらな感じになり、
    大きくすると原音が分散したノイズみたいな音になる。
BlogPaint









BASS:低い周波数の減衰をコントロールします。
CROSS:BASSの減衰の及ぶ範囲をコントロールします。reeverb4































上の画像はシンセでノイズを出して、reeverb2をWETだけ100%にしたもの。
CROSSを500ヘルツに固定して
左はBASS300%、右はBASS20%です。
500ヘルツを契機にして坂ができてますね。

DEC:リバーブの減衰時間。もっとも重要なツマミ。
DAMP:高周波の減衰を調整。
     高周波用のローパスフィルターのようなもの

おわり
    



     
     
   

FLでドラムを打ち込むとき、ステップシーケンサーを使うか、FPCを使うか、
SLICEXを使うか、だと思うんですけど。
オープンハイハットの「シャーー」って音を、己の好きなタイミングで止めるには、
CUT機能を使います。

ここではステップシーケンサーの場合を書きます。
例としてのオープンハイハットはブラウザから
packs>legacy>drums>realdrumkits>rd hat2
を選びました。
自分の好きなタイミングで止めるには、他の楽器で「CUT」して止めます。
それも短いクローズハイハットやペダルハイハットだと
いかにも本物っぽく止まります。
先ほどのrd hat2の一つ上のrd hat1を選びました。
キャプチャ1








こんな感じで再生しても、hat2とhat1はお互い干渉せずただ再生されます。
そこでチャンネルセッティングの設定をします。まずrd hat2
BlogPaint



















このgroupの項目のCUTは、
この楽器が音を切る番号で、
BYはよそから切られる番号です。
ここではhat2は別に音を切らないので番号を設定しませんでした。
また、切られる側なのでBYを適当に「1」としときました。
続いて切る側、rd hat1の設定です。
BlogPaint



















ここは切る側なので、さっきrd hat2のBYにつけた「1」をCUTにつけます。

これでrd hat2がなっている間に、rd hat1が演奏されると、
rd hat2の音が切られますね。

FPCやslicexにもこの「CUT」の項目があるので応用しましょう。

セオリー
〇CUTする側はピアノロールを開いてベロシティを調整する。
〇ピアノロールのノートはALTキーを押しながらドラッグすると、
 スナップがきかなくなり、自由度が上がる。

おわり




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