パイグチのblog FL STUDIO sound sketch

FL STUDIOで参考になるサイトや、動画を紹介。

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2016年05月

前回から続いて、サイデラ・マスタリングのブログで
参考になる記事とそのポイントをまとめてみます

ソフトリミッター

リミッターとコンプのバランス

音の厚みを表現するEQ
EQで100Hzから1kHzの間にある各楽器の
「音の厚みの出るポイント」を強調すると
音に厚み、暖かみ、ふくよかさをプラスできる

周波数が100Hzに近いほど厚みがあるが抜けが悪くなる
1kHzに近ければ抜けはよいが厚みは出にくくなる

音の厚み2

超低音の処理

EQの二段がけ
周波数帯域を4つに分けて考える
①20~100Hz 部屋の響き、低域の空気感
②100Hz~1kHz  楽器自体の響き、音の厚み、暖かさ、ふくよかさ
③1~10kHz  音の芯、輝き、艶
④10~20kHz  倍音、高域の空気感

EQの2段がけでは、一台目では①×③、二台目では②×④と
周波数域を離して調整する

様々なニュアンスをEQで
アナログ感、120Hzと1.2kHzを強調
ボーカルに艶、4~8kHzを強調、抑えると子音を柔らかく
透明感のあるキック、20~30Hzを強調、
またキックのアタック成分を抑えるのは50~80Hzを抑える
全体にエアー感、10kHzあたりからシェルビングで上げる。
中音域の密度を上げたいときは逆に10kHzから下げる

EQにはどの帯域にもブーストとカットで陰陽の関係がある
サウンドをよく聞き最小限の補正でバランスを整えると
オリジナルミックスのサウンドを生かしたまま
ニュアンスを表現することができる

マスタリングのポリシー

音像とは

EQ×コンプで前後感
キックとスネアが前に出て、ベースは後ろでクリアに鳴っているは、
一つの理想形
まず前に出す音と後ろに下げる音を決める
EQスイープでそれらの楽器の帯域を見つける
前に出したい音はブーストし、後ろに下げたい音はカットする
レベルは1.0dB前後
こうするとコンプに引っかかりやすい楽器の音と、
あまりかからない自然なままの楽器の音ができる
コンプのレシオは1.5:1~2.0:1くらいで
リダクションは0.5から1.0dB
コンプのかかり具合はスレッショルドではなくインプットレベルで
コントロールする

ボーカルのEQ

トータルコンプの入出力のバランス
基本的にマスタリングのトータルコンプは
アタックは遅め、リリースは早め
そうするとレシオが低くてもしっかりとまとまり
広がりのある音作りが可能

ローエンドの処理
ローエンドには実音よりも楽器の響き、部屋の響きなど広がり、
空気感を表現する音が存在するのです

キックの音が次の音符にぶつかってビート感がでないとき
低域が多すぎて中域聞こえないとき
メーターの振れより音圧感がないとき
これらのときローカットする
最初は20~30Hzをカット。
1ヘルツ違うだけでも、変化がある

マスタリングの3ステップ
マルチバンドコンプで音量のバランス
→個々の楽器のEQ

マスタリングの3プロセス
パラメーターをフラットにしても通すだけで
サウンドキャラクターが加わるプラグインを挿す
リミッターでレベルを入れる
EQ(複数台)でバランス調整
EQはよく使う設定を保存しておくとよい

まだまだあるけど今回はここまで、
次回に続く



インターネットというのは本当に情報があふれていて、
いままでどれだけのワードで検索をかけてきたでしょうか。
私のブックマークになぜかこの
「サイデラ・マスタリングのブログ」の1記事がありました。
なにか検索をかけた時にひっかかって、
これは参考になると思って、ブックマークしたんでしょう。

サイデラ・マスタリングってなんじゃいと言えば、
まあこれがプロのマスタリング屋さんってやつですね。
ブログではマスタリングの考え方や、テクニックなども書いてたりします。
(書いてないのも多いです)
インターネットというのは本当にすごいですねぇ。
こういうのをただで見れるんですから。

今回は参考になった記事を紹介して、
参考になったポイントをまとめていこうかなと思います。

ミックスのレベルに関して
◯ミックスの段階では羊羹のような波形はよくない、
  魚の骨のようなものでよい
◯ピークメーターは赤がつきっぱなしはよくない
  たまに赤になるくらいでいい
◯ミックスの段階で大切なのは音量ではなくバランス。
  アンプのボリュームを上げてかっこよく聞こえればそれでいい。
  あとはマスタリングで仕上げる

サンプリング周波数による音の違い

BUS送りのコンプ

コンプで音符のコントロール
コンプはよく音符の長さをコントロールするために使う
アタックタイムは短すぎるとアタックがでないし、
遅すぎるとエッジがでなくなる
リリースタイムは短すぎるとコンプがかかりにくく、
長すぎると次の音までかかってしまう。
キックの後にベースの隙間を作ってあげる
だからキックにはたいていリバーブをかけない

リミッターのシーリングレベルについて

サンプリング周波数とは

マスタリング時のトータルコンプのセッティング
2ミックスにかけるトータルコンプは音符の長さの調整
曲にあった自然なセッティングは
グルーブを引き出し
サウンドが大きく聞こえるようになる
その基本はテンポにあったアタックタイム、リリースタイムの設定。
アタックタイムは遅めに設定する30~70msくらい
リリースタイムは基本200~500msくらい
レシオは2.0:1~4.0:1の間で
ちょっと強めのレシオで、コンプ自体は軽めにかけるのがトータルコンプのコツ
ヘッドマージンに余裕があると音が自然で厚みがでる

ノイズ対策


低音のチェック

EQの二段がけその1
全体ではhighを抑えつつ、特定の楽器(ライドやハイハットなど)を強調したい場合、
EQの二段がけをする
一台目ではシェルビングカーブでハイを落とす。
スタートポイントは4~10kHzをさぐる
二台目はEQスイープをして目的の楽器が持ち上がるところを探る
強調するのは少しでよい
あとEQで近い帯域を強調しようとするとカーブがつながってしまう。
たとえば30ヘルツと60ヘルツを同時に強調しようとしたとき
二台のEQでそれぞれを強調してあげればよい

まだまだある その2に続く



DAWで打ち込んでるときは
「お、なかなかいいんじゃない」
なんて言ってても、実際出来上がった曲を聴いてみると、
「思ってたものと違う」
私は毎回そうです。
だいたい打ち込んでる時に聞こえている感じと、
書きだしてプレーヤーで聞く感じは全然違いますね。
打ち込みにエネルギーを使いすぎて、
マスタリングとかはもう適当に済ましたいんです。
というかマスタリングの知識がまずないし、
試行錯誤とか非常にめんどくさい。

そうマスタリングはその道のプロいるくらいの奥深いものなのです。
ちょっとまって、今適当に邦楽のCDを取り出してクレジットを見てみる。
まずOP KING
recording engineeres:nanseki toshimi、ueki seiji
mixing engineer:nanseki toshimi
assistant engineer:saka tomotaka
mastering:tanaka mitsukazu

つぎ、ブリリアント グリーン
mastered by yuka koizumi
mixed by yasuyuki moriyama
                isao satoh(それぞれ違う曲で)
recorded by yasuyuki moriyama
                    isao satoh
                    jullien wheatley(それぞれ違う曲で)
additional recordings by 多数(5名)
assisted by 多数(12名)

こいつらやな、プロは、市販のCDの曲には、
ちゃんとレコーディングの人、ミックスの人、マスタリングの人がいる。
んでレコーディングとミックスはかぶってるね。
そしてマスタリングはミックスとは違う人だな。
ていうかレコーディングってなんだ?
ミックスとは?マスタリングとは?

今ちょっと調べて、レコーディングはわからなかったけど、
ミックスとマスタリングは適当に理解しました。
こんな感じです。
mix master


































どうです?わかりずらいでしょう?
補足を、、、
まずDAWで曲作るとトラックがいっぱいできますよね、
それを一つのトラックにまとめるのがミキシング。
それをさらに完成品に仕上げるのがマスタリングというわけです。

私は今までミックスとマスタリングという言葉を
混同して使ってたけどちゃんと分けて使うべきなんだな



前回、前々回に続き、agnivesh baghelの動画を紹介。

最初の4分くらい、コードの組み立て方みたいな感じですが、
私にはちょっと意味が分からなかったです。とばして見てもいいかも。
ただそこからそのコードを使って、
アルペジオとベースを作ります。
それが簡単なのにいい感じです。



harmlessのパッドのプリセットはepic pad nuc

まとめます
◯パッドはharmlessのプリセットepic pad nucを使っているようです
  そのパッドでコードを奏でます
  ピアノロールに1小節に一つのコードで、4小節分書いていきます

◯プラックはsylenth1を使っているようです
  持ってない人は適当に代用しましょう
  パッドのコードをもとにプラックにもコードを書いていきます
  構成はパッドと同じでも少し変えてもいいでしょう

◯プラックのピアノロールのオプション、ツールから
 arpeggiateを選び、trance2を選択。
 そのままでも少しノートを足したり引いたりしてもよし

◯ベースのために3xoscを立ち上げ、
  ピアノロールに一音1小節にまたがる音で、コード進行分、かく。

◯ベースにサイドチェインをかける

◯ベースにイコライザー、コンプレッサー、フィルターをかける

◯パッドにもサイドチェインをかける

◯プレイリストにビート、ベース、パッド、プラックを並べる

◯プラックはフィルターのカットオフをだんだん開くように
  オートメーション

◯キックにfruity limiterとPEQ2を挿し設定。
  (PEQ2はベースで削ったところを強調するように)

◯パッドのピアノロールのオプションのランダマイズから
  PANのつまみを回しパッド音に広がりを出す

◯新たにコード音のためharmlessを立ち上げる。(プリセットはdefaultか)
 、パッドのコードをコピペ。
  ピアノロールのオプションからchopを選び音を刻む。

◯新しいharmlessのdecayをオートメーション

◯新しいharmlessにコンプをかけ、さらにサイドチェイン、
 さらにディレイをかける

この動画で参考になったのはやっぱりピアノロールのオプションのツールの使い方。
arpeggiate 、randamaize、 chopなど
活用していきたい。

おわり


前回に続き、agnivesh baghelの動画を紹介します。
簡単にかっこいいベースラインができてます。



FLPファイルはリンク切れでダウンロードできません。
あと私はsylenth1持ってないよ。
だけどもなんでも代用できるでしょ。
プリセットでArpの項目であったり名前がついてればいける。
まあチャンネルセッティングのアルペジエータ使ったり、
ピアノロールのリフマシン使ったりしてもよさそう。

まとめます
◯sylenth1でARPのプリセットを選び、1小節にまたがるノートを書く(低音気味)
◯サイドチェイン用のキックを作る。
  キックのクローンを作り、ミキサートラックにアサイン。
  そのミキサートラックをsylenth1のミキサートラックへ、(sidechain to this track only)
◯sylenth1のミキサートラックにfruity limiterを挿してサイドチェイン。
◯出来上がったARP×サイドチェインにharmlessのサブベースを合わせる。
  (プリセットはjust the sub golでよさそう)

なおサイドチェインとは?な人は、
ぜひこのページを見てください。
howtomakeemusic7 サイドチェイン

おわり

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